夏以降に反転する可能性もあり、多くの投資家が、REITの動きと共に、その調整幅に注目しています。
これまで順調に推移していたREITなのですが、最近では、調整が続いていて、軟調傾向になっています。
今回のREITの調整は、株式への資金流出と、円安が一息つき、海外勢の勢いが止まったことが大きく関与していると言えます。REITは、不動産
投資信託として非常に人気がありますが、その相場は最近、調整の色を一段と強めています。
自民党がいかに上手く乗り越えられるかどうかはREITの重要なポイントで、政局が安定していないと景気が良くならないからです。
基本的に問題となってくるのは、参議院選挙と年金引き下げで、これが、REITの動きに大きくかかわってくると言っていいでしょう。
どのような事情があってそうなったのかはわかりませんが、会合でREITをさらに積み増しする予定があるかもしれません。
しかし、REITの調整があったからと言って、肝心なのは、相場に一喜一憂しないことです。
非常に偏り感があるのは否めず、REITと共に、今は長期金利の上昇のことが話題になっています。
REITが買われ過ぎたとしても、理論上は適正水準までは、調整されるので、それほど心配はないでしょう。
調整続きのREITですが、業績に関わらず売られる場面は、良い買い場となることがよくあります。
しかし、引けにかけてはREITは売りが優勢となっているので、今後もやはり、調整が必要な気がします。