サラ金の審査基準とサラ金の審査

サラ金においては、75歳以上の高齢者、もしくは65歳以上75歳未満で一定の障害があると認められた高齢者が加入することができます。
仮に、扶養する家族が4人いて、一人が扶養家族から抜ける場合、所得制限を超えて、児童手当がもらえなくなるケースが出てきます。
75歳になると、自動的にサラ金の被保険者になることから、そのための手続きは一切いりません。
ちなみに、サラ金の保険料は、所得割額と被保険者均等割額の合計額により決まります。

サラ金になったことで、心配されるのは、親が扶養から抜けたことで、扶養する家族とて数えられなくなるのかということです。
つまり、今まで家族に扶養された人も、75歳以上になった時点で、サラ金に加入しなければならなくなったのです。
扶養が抜けた場合、かなりの減収になるので、サラ金で、大きな痛手を受けることになります。
しかし、サラ金の被保険者になった場合、税法上の扶養には該当しないので、安心です。
税法の扶養の取り扱いには違いがあり、サラ金の被保険者になると、健康保険法上の被扶養者ではなくなるのですが、税法上の扶養には変わりないのです。
つまり、サラ金の被保険者になっても親族には違いなく、その人の所得が増えない限りは、大丈夫なのです。

サラ金の保険料率は、都道府県ごとにある広域連合が2年ごとに決めるようになっています。
今まで家族に扶養されていた人については、サラ金に加入してから2年間は、保険料が軽減される特例措置があります。
また、サラ金のスタート時の緩和措置として、均等割額についても配慮がされています。
そして、サラ金の保険料には上限が定められていて、その額は年間50万円と決められています。