サラ金の審査基準とサラ金の審査

つまり、主婦は普通、国民年金の保険料のサラ金を得ているわけで、要は、第三号被保険者に該当すれば免除されるのです。
そして、主婦で専業の場合は、サラ金があるというのが、我が国の年金制度の１つの特徴なのです。
こうしたサラ金の制度というのは、主婦だけがその恩恵を受けることになるので、不公平感を訴える人も少なくありません。
そして、サラ金の対象となる主婦は、夫に扶養されていなければなりません。

サラ金を第三号被保険者である主婦が受けるには、専業主婦であって、収入がないというのが前提条件になります。
国民年金加入者には、第三号被保険者と呼ばれる人がいて、これは通常、主婦に当たり、主婦はサラ金が適用されるのです。
今の制度下においては、妻が主婦でなく働いていて、夫が主夫をしている場合、サラ金はされないこととなっています。
そして、夫が厚生年金の被保険者であるという条件もサラ金には必要で、要するに、夫が厚生年金で保険料を払っていなければなりません。
もちろん、内助の功により、世の男たちが支えられていることは事実なのですが、それとサラ金とは混同してはならないものなのです。
夫の職業で、支払う保険料の額が変わるので、今あるサラ金制度というのは、ある意味、職業差別があるように感じます。

サラ金で、第三号被保険者である主婦が免除される理由は、夫の厚生年金の保険料で賄われているという考えによるものです。
しかし、夫の厚生年金で、妻の分も賄われているというのは大きな誤解で、そこにサラ金の間違いがあるのです。
そもそも、こうしたサラ金の制度は、妻である主婦が外で働かないようにして、家庭を支えるという内助の功的な力を尊重することで生まれた背景があります。
また、夫が自営の場合、妻は国民年金の保険料を払わないといけないので、現行のサラ金は理不尽な物と言っていいかもしれません。
つまり、生計維持されていることという条件が、この場合、主婦のサラ金に必要になってくるわけです。