中小企業診断士は、基本的には国や地方自治体、
商工会議所が行う中小企業への経営支援を担う専門家とされ、
民間のコンサルタントとしての側面も中小企業診断士にはあり、
公的な仕事と民間業務が二極化されています。
公的業務の割合が高い中小企業診断士が4割程度で、民間業務の方は5割程度となっています。
中小企業診断士の業務内容の日数は、経営指導が3割、講演や教育訓練業務、
診断業務2割、調査、研究業務、執筆業務が1割程度となっています。

中小企業診断士とはは人気なんです


昔から中小企業診断士を考える人が結構多かったというのは、正直ちょっと意外ではありました。
今年のサラリーマン川柳でも取り上げられていましたが、仕事を失って、仕方なく転職を考えるという人が今はすごく多いじゃないですか。
自分自身のスキルアップのために40代で転職を考える人が多いというのもね。
”・・・ハローワークで同窓会”というあの一句は、笑うに笑えませんよね。
その代わりに、身軽だった10代や20代での就職活動とは違って、背負っているものがある中小企業診断士は失敗すると大変ですよね。
中には会社そのものが亡くなって、やむを得ず中小企業診断士者になったという人も少なくありません。

中小企業診断士にはメリットも多いかわりにデメリットも少なくない。
社会や自分自身の事が何も解らない時の職探しと、中小企業診断士では大きく異なります。
そして、人生の半ばで新しい仕事をするのはとても厳しいようです。
何しろ、今のご時世、明日は我が身、いつ自分が中小企業診断士者になっても仕方がないのが現状です。
それでもまだ、中小企業診断士で、新たな活動の場を手に入れられたら、それはかなりラッキーな事なんですよね。
だから、昔はある程度の自信のある人にしか出来なかった事なのかも知れません。
けれど、今はある日突然中小企業診断士にトライしなければならなくなっても不思議ではない時代。
勿論ネットの中の中小企業診断士情報も同様で、年齢や学歴を問わない会社も沢山ありますし、加えて、経験や能力をすごく重視してくれる企業も沢山あります。
最近は中小企業診断士を取り上げたブログやサイトも随分増えました。
それはそれで、大きなチャンスだと思って、とにかく前向きに考える事が大事なのではないでしょうか。
中小企業診断士で、初めて自らの能力を活かせる場所を見つけたという人も沢山います。

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