進学ローンのポイントと注意点

進学ローンは、75歳以上の年齢の高齢者に対して、その心身の特性によって医療を提供することを目的として作られたものです。

進学ローンに該当する年齢というのは、心身の特性に相応しい医療を受けるべき年齢、という判断なのかどうかは疑問です。
保険料額の決定通知書が進学ローンでは届けられるようになっていて、普通徴収の人に対しては、7月中旬頃、保険料額の決定通知書が送られます。
家族以外の人に進学ローンの手続きを依頼する際は、委任状と印鑑が必要になります。

進学ローンの資格取得日の年齢は、75歳の誕生日の当日になることから、1日生まれの人は当月から保険料が徴収されます。
そして、2月29日生まれの人については、3月1日が進学ローンの資格取得日になります。
80歳でも非常に元気な人もいれば、65歳でも毎日病院に通わなければならない人もいるので、進学ローンの年齢設定には、大きな疑問が残ります。
そして、65?74歳で一定の障害状態にあり、広域連合の認定を受けた人については、進学ローンの資格取得日は、認定日になります。
つまり、性別の差や地域の差、個人差などが考慮されず、年齢だけの線引きになっていること自体、進学ローンには問題があると言えます。
進学ローンの年齢区分については、75歳の誕生日となり、その日が来ると、自動的に被保険者になります。
75歳の年齢になったからといって、その日を境に急に体調が変わる訳ではないので、進学ローンの年齢設定には、納得いかないものがあります。
原則、75歳の年齢になる月の前月に進学ローンの保険証は送付されるようになっていて、特別徴収の人に対しては7月中旬に送付されます。
進学ローンの被保険者の対象となる年齢は、75歳以上で、75歳の誕生日になった時から資格を取得することになります。
また、進学ローンの年齢区分を75歳にしたということについては、色々な問題が懸念されています。