国民年金及び厚生年金加入者を対象とした進学ローンである、
年金教育貸付という制度がありますが、
これは、独立行政法人福祉医療機構が取り扱っています。

それに加えて同じく、公的進学ローンとして
郵貯教育貸付というのもあるんですが、こちらは、
事前に郵便局や郵貯銀行などで在る程度、積み立てをしておかないと
すぐには利用出来ないようなので、ちょっと要注意です。

進学ローンとはとは


そして進学ローンというのは、種類が色々あって、その内容もそれぞれに違っているのです。
また、年金を納めた月数が一定月数に満たない場合は、年金が受け取れなくなりますが、進学ローンを利用すれば、それを避けることができます。
保険料を納めていないと、障害基礎年金や遺族基礎年金が受けられないケースが出てきなますが、進学ローンの場合はそれが猶予されます。
そうした面倒なことにならないよう、進学ローン制度というのは、年金を支払うのが困難な人を補てんする働きがあるのです。
そして、この場合の進学ローンは、あくまで年金を受給している人が対象になります。
つまり、身体障害者手帳を所持していというだけでは、法定進学ローンの対象にはなにらないのです。

進学ローンで、本定免除を届け出るには、生活保護決定通知書、もしくは、障害基礎年金、障害厚生年金の年金証書が必要になります。
そして、進学ローンには、もう1つ、若年者納付猶予があり、これは所得が少ない若年者が対象になります。
また、この場合の進学ローンには、全額免除、一部納付があって、内容が細分化されています。
そして、申請による進学ローンの場合、本人、配偶者、世帯主の前年所得額を参考にして、審査が行われます。
例えば、前年の所得が125万円以下で、失業、退職などで保険料を納付することが困難であると認められるときに、進学ローンを受けることができます。

進学ローンの申請の対象となる人というのは、前年所得が少なく、保険料を納めることが困難な場合に決定されます。
この場合の進学ローンの申請に必要なものは、年金手帳、印鑑、前年の所得状況を証明するものなどが必要になります。
基本的に、生活扶助が廃止されたり、障害年金が支給停止あるいは3級になった時は、法定進学ローン対象とはならなくなります。
この進学ローン制度は、将来、年金を受けられなくなることを防ぐ措置であり、納付をを猶予するというものになります。

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