国民年金及び厚生年金加入者を対象とした進学ローンである、
年金教育貸付という制度がありますが、
これは、独立行政法人福祉医療機構が取り扱っています。

それに加えて同じく、公的進学ローンとして
郵貯教育貸付というのもあるんですが、こちらは、
事前に郵便局や郵貯銀行などで在る程度、積み立てをしておかないと
すぐには利用出来ないようなので、ちょっと要注意です。

母子家庭の進学ローンの裏技です


長い間進学ローンで母子家庭の人が未納にしていると、将来、年金を受けることができなくなるので、これも怖いことです。
進学ローンが適用される審査の方法は、自治体で違うので、申請して見ないと結果はわかりません。
そのため、母子家庭で生活が厳しい人は、申請することで、進学ローンを受けることができ、それにより、国民年金の保険料納付が免除されるようになっています。
そして、母子家庭だけでなく、進学ローンはもちろん、父子家庭に対しても、その免除対象になります。
母子家庭の場合、お母さんが働いていても最低限の生活をするのが中々、困難なので、進学ローン制度が採用されているのです。
しかし、母子家庭で法定進学ローンが通れば、生活保護が受けられ、医療費もいらなくなるので、かなり生活が楽になります。
ただ進学ローンを受けた場合、将来もらえる年金額は減りますが、未納でもらえなくなるよりはましかもしれません。
そのため、母子家庭で生活が苦しい人は、とりあえずは進学ローンの申請をして、今の危機を乗り切るのが一番なのです。
基本的に、全額進学ローンというのは、審査も厳しいのですが、半額や4分の3免除などもあるので、一度、申請をしてみると良いでしょう。
ただ、離婚して母子家庭になっても、バイトをしているような人は、進学ローンが承認されない場合があります。
また、進学ローンを受けた場合、追納をしないと、将来もらえる保険料の額が低くなってしまいます。
いくら母子家庭であっても、法定ではなく申請による進学ローンの場合、現実には通りにくいようです。
母子家庭で進学ローンが通れば、医療費は申請すればすぐに返ってくることになり、月に合計、1医療機関で1000円未満のみ自己負担になります。

進学ローンは、母子家庭の人にとっては非常に有難い制度なのですが、年金を受け取るには、25年以上は最低、保険料納付する必要があります。

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