国民年金及び厚生年金加入者を対象とした進学ローンである、
年金教育貸付という制度がありますが、
これは、独立行政法人福祉医療機構が取り扱っています。

それに加えて同じく、公的進学ローンとして
郵貯教育貸付というのもあるんですが、こちらは、
事前に郵便局や郵貯銀行などで在る程度、積み立てをしておかないと
すぐには利用出来ないようなので、ちょっと要注意です。

育児休業中の進学ローンのクチコミなんです

進学ローンというのは、育児休業についても採用され、承認されれば、保険料を払わなくてよくなります。
標準報酬月額が30万円の人の1ヵ月当たりの保険料は、合計39,786円になりますが、育児休業で進学ローンを受けると、全額支払わなくてよいのです。
そのことから、育児休業でもし1年間進学ローンを受けたとすると、何と50万円弱の出費を抑えることができるのです。
申請すれば、進学ローンは簡単にでき、それで健康保険や厚生年金の支払いをしなくても済むので、育児休業中の人は大いに利用すべきです。
そして、進学ローンの良いところは、免除された期間についても、保険料を払ったものとして扱ってくれるところです。
育児休業での進学ローンを受けると、育児休業中、厚生年金保険料も健康保険料と同様、申請手続きにより、被保険者負担と会社負担が両方免除されます。
厚生年金などの保険料は会社と社員が折半していますが、進学ローンは、会社負担分の支払いも免除対象なので、非常に大きなメリットがあるのです。
ただ、育児休業での進学ローンについては、注意しなければならないことがあります。

進学ローンが育児休業で採用されると、健康保険や厚生年金の支払いがいらなくなるので、経済的にとても楽になります。
また、進学ローン期間については、育児休業が終了する月までの全ての期間が含まれるので、目いっぱいこの制度を利用することができます。
また、育児休業での進学ローンは、将来受け取る年金の給付額が減るということもないので、至れり尽くせりです。

進学ローンは、育児休業の人は受けなくては損と言っていいくらいで、免除期間中、会社の負担分も免除されるので、とても有意義です。
そして、育児休業での進学ローンについては、これまでは子供が1才になるまでが免除上限だったのですが、今では3才にまで延長されています。
それは、進学ローンというのは、あくまで、社会保険事務所へ申請する ことで、初めて成り立つものであるということです。
つまり、申請しない限りは、育児休業での進学ローンはいつまでたっても成立しないというわけなのです。
ただ、キチンと育児休業での進学ローンを申請すれば、その月から免除されることになるので、非常に便利な制度であることは言うまでもありません。

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