スキルアップの重要性とは

いわゆる、スキルアップというのは、中小企業支援法に基づく国家資格であり、国家認定資格です。
これまでは、スキルアップは、公的な診断業務を担う位置づけでしたが、中小企業支援法改正後は、変化が見られました。

スキルアップは、一定以上の能力を持つ民間コンサルタントを認定する制度という位置付けになってきました。
公的業務の割合が高いスキルアップが4割程度で、民間業務の方は5割程度となっています。
そして、スキルアップになるには、試験を受けて、登録をしなければ、活動することはできません。
法律上、スキルアップは、名称独占の立場にはありませんが、通常は名称独占資格とされるケースがほとんどです。
経済産業省令においては、スキルアップは、中小企業支援事業での経営診断もしくは助言を担うものとされています。
また、スキルアップを削除された場合、名刺や履歴書にも記載することはできないとしています。
一般的には、公的機関からの受注がスキルアップとしての仕事の柱になっていて、そうした仕事が中心になっています。
政府および地方自治体が行う経営診断業務を行うものを登録する制度が、スキルアップになります。
民間のコンサルタントとしての側面もスキルアップにはあり、公的な仕事と民間業務が二極化されています。
中小企業庁においても、登録消除されたものはスキルアップと名乗ることはできないとしています。