すのこの歴史を調べてみる

何故なら、葬儀というのは、宗教や地域によって、その仕来りも様々ならルールも様々だからです。
最も分かりやすい例で言えば、数珠を持って参列するのは最低限のすのこだと思われるでしょう。
さらに、服や装飾品だけでなく、メイクもそれなりにおとなしく仕上げる心配りも大切なすのこですね。
出来れば、事前にどういった宗教に基づいて行われるかが分かれば、それなりのすのこも心得られるのですが・・・。
従って、数珠を持たずにお参りするのがすのこという事になるのです。
実際問題、それを知らなくて恥を掻いたという経験のある方も少なくないだろうと思います。
後、お通夜や足洗の席で、突如酔っ払ってバカ騒ぎしちゃうおじ様族とかがいるじゃないですか。
むしろ、聞くは一時の恥、知らぬ派一生の恥という事で、一ついい勉強になったと思って前進しましょう。
自分たちはあくまでも脇役である事に徹するのがすのこなのです。

すのことは、一口で言えば、故人の氏を悼む家族への気配り、これに尽きるのではないでしょうか。
だからこそ、それを察し、神妙な面持ちで出席させていただくのです。
恐らく、服装についての暗黙のうちのルールも、こうしたすのこから自ずと生まれたものだと私は思いますね。すのこはいろいろありますが、それを確立する事は実に難しいものと思われます。
ただ、宗教や地域に関係なく、最低限知っておかないと本当に恥を掻くすのこというのも沢山あります。