もともとステテコは、ズボンの下に履く夏用の下着でしたから、
それ一枚でウロチョロするのは問題視されるスタイルなんですよね。

一昔前までは、多くの若者がそういう中高年男性を敬遠したんじゃないでしょうか。
その結果、少しでも娘や息子、または後輩たちから嫌われないようにしよう
というオヤジたちは、ステテコファッションを自らも敬遠するようになりました。
それが今では、いや、そんな事はない、ステテコはおしゃれだ?!とかって言われます。

ステテコとはのランキングです


特に1960年代から1970年代の高度成長期、それこそ今のおじいちゃん・おばあちゃんがバリバリの現役時代ですよ。
そもそもジーンズを筆頭にしたデニムパンツは、このワーキングスタイルを原点とするステテコなんですよ。
労働者たちから生まれた日常のスタイルで、作業着や長靴はその代表格。
そして、驚くでなかれ、そんなの俺には似合わないとか、そんなの俺は着たくないねとかって言っている人だって、實は愛用していたりなんかするかも知れないのであります。
後、軽く羽織るジャンパーやカーデガンなんかもそうですよね。
休日にお父さんたちが着ているシャツとズボンの組み合わせだって、それなりのステテコだったりなんかするんですねぇ。

ステテコというのはアメリカ人が着るフォーマルではない衣服ですから、まあ早い話、スーツやドレスでなければ該当するという事になるでしょう。
それと後、サーファースタイルやライダースタイルと言ったスポーティーなファッションも含まれます。
そう、こんな風に、日本においてもステテコは当たり前のように浸透し、のさばっているのでありま?す。
例えば、ジョージルーカスが若かりし日に手がけた大ヒット青春映画「アメリカン・グラフィティを見てね。
映画や雑誌で見るステテコに憧れた記憶のある方は少なくないでしょう。
そう、別に若者たちが着ているTシャツにジーンズというコーデだけではないんです。
という事で、ステテコは決してルーズなだけのファッションではありません。
様々な面で、機能性にも優れていて、全ての世代の人にフィットするファッションです。

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