就業不能保険の果たす役割

就業不能保険は、持病や既往症があると加入に制限があるので、注意しなければなりません。
そのため、持病や既往症があっても安心して海外旅行をするには、就業不能保険についてしっかり検討しなければなりません。
持病があると発症する可能性が非常に高く、就業不能保険を支払いう側は、それだけリスクも高くなります。

就業不能保険は、持病があると、保険事故の発生原因が保険契約の前にすでに起きていることになります。
旅行期間31日、保険金額300万円限度、救援者費用3日以上の入院が対象制限はありますが、就業不能保険の全プランで持病を補償しています。
心臓病などの重い持病ならまだ知らず、就業不能保険の場合、歯科疾病なども補償対象から外されてしまいます。
保険金支払いの対象とならない就業不能保険の持病には、歯科疾病や心臓病などがあります。
仮に就業不能保険が契約できたとしても、持病の悪化を保険金支払の対象としないものがほとんどです。
実際問題、就業不能保険においては、持病の悪化に対処するものはほとんどないというのが現実です。
但し、この就業不能保険の場合でも、妊娠、出産、早産、流産、歯科疾病は対象外になります。
持病の人は、就業不能保険に加入していれば、海外の薬の処方も受けられますが、使いなれた薬があるに越したことはありません。
そうしたことから、結局、持病があると就業不能保険の場合、補償をつけるのは難しいということになります。