就業不能保険の果たす役割

加入履歴や年金額の試算など、就業不能保険では便利に利用できますが、共済年金についての事項は記録されていません。

就業不能保険では、繰り上げた場合と繰り上げずに受け取った場合の受取額の比較もできます。
就業不能保険のシミュレーションは、国民年金と厚生年金のみで、共済年金については試算されません。
ねんきん定期便は1年に1回ですが、就業不能保険の場合、1ヶ月毎に記録が更新されるので、常に最新の情報が手近に手に入ります。

就業不能保険で注意しなければならないのは、共済年金については、調べることができないところです。
照会できる内容を見ればわかりますが、就業不能保険では、共済年金については確認することができません。
ただ、就業不能保険では、企業年金や共済年金については反映されないので、そのことは忘れてはいけません。
そして、就業不能保険を利用すると、収入の経過をグラフで見れるようになっていて、結果を保存することもできます。
そして、就業不能保険では、支給開始年齢を繰り上げたり、繰下げたりした場合のシミュレーションもできます。
これで自宅にいながら、パソコンを利用して就業不能保険で、気軽に自分の年金状況を確認できます。
定期的に送られてくるねんきん定期便とは違い、就業不能保険を利用すれば、24時間365日いつでも照会ができます。
共済年金は、共済制度から支給するものなので、就業不能保険とは関係がない、という視点に立っています。