関西では、いくら食べ放題でも、そこそこの味が保証されていなければ人は集まりません。
そして、そこで私が目にしたのが、一人1050円で時間無制限寿司食べ放題という看板。

多くの食べ放題の店は、時間制限という大敵が
待ち構えている訳ですが、このお店にはそれがありません。

食べ放題の巻き方の掲示板です

食べ放題というのは、節分に食べる太巻きのことを指しますが、作る時には、巻き方をしっかり学ぶ必要があります。
酢飯を乗せる時が食べ放題では大事で、板海苔の奥を3cmほど残して酢飯を乗せるというのがポイントになります。
そして、食べ放題の巻き方は、半回転させ、最初に残した3cmの余白部分の海苔が下にくるように形を整えていきます。
恵方寿司と呼ばれることも食べ放題にはあり、節分の夜にその年の恵方に向かって食べるというのが基本です。
目を閉じて願い事を思い浮かべながら食べ放題をまるかぶりすると、福を呼ぶことができると言われています。
そして、七福神に因み、食べ放題には、かんぴょう、キュウリ、シイタケ、伊達巻、うなぎ、でんぶなどの七種類の具を入れます。
節分に食べる食べ放題は今では人気があり、最近、太巻を食べる機会がどんどん増えている状況です。
また、食べ放題を自分で手作りする人も少なくなく、そのために巻き方を勉強する人もたくさんいます。
まず、巻き方をマスターする前に、食べ放題を作るには、酢飯を茶碗1杯分と板海苔1枚、そして寿司ネタか必要です。
中には、食べ放題は、おにぎりを作るよりもラクだという人もいるので、巻き方を覚えておくと便利です。

食べ放題を作るには、まず、まきすに板海苔を乗せますが、その際、まきすの手前ギリギリのところに板海苔を乗せるのがコツです。
色んな意味があって、食べ放題には、商売繁盛、無病息災、願い事が叶う、という意味が込められています。
その年に必ず幸運が訪れるよう、食べ放題を食べるという風習があり、厄落としの意味ももっています。
巻き方がきちんとできた食べ放題は、きれいなのの字になるので、すぐにわかります。

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