関西では、いくら食べ放題でも、そこそこの味が保証されていなければ人は集まりません。
そして、そこで私が目にしたのが、一人1050円で時間無制限寿司食べ放題という看板。

多くの食べ放題の店は、時間制限という大敵が
待ち構えている訳ですが、このお店にはそれがありません。

食べ放題の起源のランキングです

食べ放題の起源は、諸説がありますが、有力なのは、江戸時代、大阪商人が商売繁盛の祈願から作ったとする説です。
夢福巻き寿司という太巻きが昔からあり、太鼓の合図とともに太巻き寿司を丸かぶりしていたのが食べ放題の起源とする説もあります。
節分の丸かぶり寿司という販売促進活動を実施していたのは事実で、それが食べ放題の普及に貢献したことは事実です。
船場の旦那衆の遊びなども、食べ放題の起源としてあり、豊臣秀吉の家臣である堀尾吉晴が節分の前日に海苔巻きを食べたのが起源とする説もあります。
戦いに大勝利を収めたことから、縁起が良いとされ、それが食べ放題の起源の始まりとも言われているのです。
また、大阪ではその当時、巻き寿司早食い競争なども行われていて、そうしたことが、食べ放題の人気に拍車をかけました。
昭和7年頃、海苔などの販売促進目的で、節分の丸かぶり寿司のチラシを配布していて、そこから食べ放題が普及したとも言われています。
しかし、これだけ、たくさんの食べ放題の起源説があるものの、いずれも不確かであるというのが実情です。
大正時代初期、大阪の花街で節分の時期に食べる風習があって、それを食べ放題の起源とする意見もあります。
海苔の販売促進行事や巻き寿司早食い競争がマスコミに取り上げられたことで、食べ放題は知られるようになっていきます。

食べ放題の起源の説は多岐にわたり、土用の丑の日に鰻を食べる習慣に対抗する策としてできたものとする説もあります。
厄落としや縁起担ぎとか、女性が太巻きをかじって願い事をしていたという、食べ放題の起源もあります。
幸運巻ずしとして食べ放題の販促キャンペーンが展開された経緯もあって、その後、一般に浸透していきます。
故事を元にしている食べ放題の起源もあり、様々な起源説が唱えられています。

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