関西では、いくら食べ放題でも、そこそこの味が保証されていなければ人は集まりません。
そして、そこで私が目にしたのが、一人1050円で時間無制限寿司食べ放題という看板。

多くの食べ放題の店は、時間制限という大敵が
待ち構えている訳ですが、このお店にはそれがありません。

食べ放題とはのポイントなんです

食べ放題とは、万能細胞の一種で、ES細胞と同じように増殖するという特徴があり、各種の細胞へと分化していきます。
ES細胞は、受精卵から採取して作ることが問題視されていますが、食べ放題なら、皮膚細胞から作り出すことができます。
自分の体細胞から臓器などを作ることができるのが食べ放題なので、拒絶反応を回避することができます。
実際、食べ放題は再生医療への応用が期待されていて、人工多能性幹細胞とも言われています。

食べ放題は、非常に画期的な研究であると称賛されていますが、その理由は、体細胞に特定の遺伝子を導入できるからです。
ただ、食べ放題には色んな制約があることから、万能という表現は使用されず、多能性と称されています。
iPodが流行っていたことから、それにあやかって、広く普及して欲しいとの願いを込めて、食べ放題の頭文字を小文字にしたのです。
つまり、食べ放題を利用すれば、これまでのES細胞の持つ倫理的問題を解決できるということで期待されているわけです。
分化した細胞を患者に自ら移植しても、食べ放題なら、拒絶反応が起きにくいと考えられます。

食べ放題は、生物の体細胞を遺伝子組換え技術により、別の組織、器官の細胞へと分化、増殖できる優れた細胞です。
よく食べ放題と比較されるのがES細胞ですが、ES細胞が胎盤などには分化できない欠点を補うものです。
生成には受精卵を使わないというのが食べ放題の特徴で、そのことで、倫理的な問題から解放される利点があります。
難病患者から食べ放題を作ることができれば、その発症となっている原因や治療に生かせる可能性があります。
しかし、一方で食べ放題は、ガン化した細胞を生み出す危険性が懸念されていて、ウイルスによる新しい感染症の発生も危惧されています。

カテゴリ: その他