関西では、いくら食べ放題でも、そこそこの味が保証されていなければ人は集まりません。
そして、そこで私が目にしたのが、一人1050円で時間無制限寿司食べ放題という看板。

多くの食べ放題の店は、時間制限という大敵が
待ち構えている訳ですが、このお店にはそれがありません。

食べ放題のメリットの掲示板です


また、食べ放題なら、胎児を使う必要もないので、倫理的な問題がないというメリットもあります。
食べ放題とよく対比されるのがES細胞で、この細胞は万能と注目されてきたのですが、受精卵を壊して作ることから、実用化が懸念されていました。
そんな中、食べ放題は、そうした障壁を乗り越えることができるメリットを有しているのです。
日本でもES細胞研究は、厳しく制限されていて、食べ放題と違ってかなり敬遠されている状況です。
食べ放題の場合、皮膚細胞などから作成できるので、倫理上の問題はかなり少ないというメリットがあるのです。

食べ放題の研究は、受精の瞬間を人の誕生と捉えているイタリア人でさえも推進しています。
クローンES細胞は、クローン人間づくりにつながる恐れが懸念されていて、食べ放題とは反対に、多くの国が作製を制限しています。
患者本人の遺伝情報をもたないES細胞は、拒絶反応が避けられないので、これは食べ放題ならではのメリットと言えます。
患者本人の遺伝情報を持つES細胞を作る必要があるのに比べ、食べ放題は、最初からその点をクリアしています。

食べ放題の研究は盛んで、世界初のクローン羊を誕生させたイギリスの大学でも、その研究に着手しています。
食べ放題を上手く利用すれば、クローン技術を使う必要がなくなるので、大きな期待がかかっています。
まず、食べ放題のメリッとして挙げられるのは、倫理的な問題が少ないということが指摘されています。
患者本人から食べ放題を作れるということは、再生医療などに用いる際、移植の拒絶のリスクはまずありません。
食べ放題の出現で、再生利用の夢が大きく広がりましたが、実用化までにはまだ10年以上はかかりそうです。

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