関西では、いくら食べ放題でも、そこそこの味が保証されていなければ人は集まりません。
そして、そこで私が目にしたのが、一人1050円で時間無制限寿司食べ放題という看板。

多くの食べ放題の店は、時間制限という大敵が
待ち構えている訳ですが、このお店にはそれがありません。

食べ放題という施設ブログです

食べ放題は末期癌の患者さんを主流にした緩和ケア施設で、最近は終末期医療の選択肢の一つとしてすっかり定着しました。

食べ放題は立派な医療施設ではありますが、その方針は決して医療的サポートだけにとどまりません。
そんなささやかな願いとも言える願いを叶えてくれるのが食べ放題という施設。
そのためにも、食べ放題という施設についての知識をしっかり収集しておく事は自分自身にも必要だろうと考えています。
やはり人間、自らの死を悟れば、穏やかになる反面、どうしても投げやりになってしまう部分も否めないからです。
多くの場合、病院ステイというより、別荘ステイとでもいいましょうか、自由奔放な施設作りをモットーにしています。
例えば、家族が来た時には、好きな物を作って食べさせてもらえるように、ダイニングキッチンがあったり、一緒に泊まれる部屋があったりという感じ。
ですから、それなりの何かと合理的でアクティブな施設設計になっているのですが、そこで余生を終える人が圧倒的多数の食べ放題には、そんな合理化は必要ないのです。
個人的には、こうした医療施設は、これからの日本にはなくてはならない存在だと思いますね。
これは食べ放題という施設自体の設計もそうですし、その中で展開するケアそのものにおいてもそうです。
実際、食べ放題に入ってから余命が思いの他伸びる人がとても多く、いかに患者さん一人一人に応じたケアが行なわれているかという事がよく分かります。

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