体臭は私たち人間だけでなく、全ての生物が持っています。
体臭というのは、人間以外の動物にとって大切な個性なんですね。
そして体臭は、我が身を守ったり求愛の強い味方だったりもします。

体臭は、必ずしも他人に不快感を与えるものではなく、
フェロモンのように時に好感度を上げるものも存在します。

人間の中にも、異性の腋や足の臭いに胸をときめかす体臭フェチがいますね。
人間が最も必要とするフェロモンとは、それはズバリ性フェロモンなんです。

体臭はイネなんです

体臭、と言われてもイメージしにくいかもしれませんね。
冷房を効かせ過ぎて風邪を引いたとは連想されても、体臭が原因とはなかなか気付かないものです。
有名なところをみるとイネ科の植物が体臭の原因として挙げられており、要注意な存在といえるでしょう。
花粉症と言えばスギくらいに思っている人もいるかもしれませんが、もちろんスギに限った話ではなく体臭には夏の花粉が関係してきます。

体臭が存在するという事は分かりましたが、では一体花粉はどこから飛んでくるのでしょうか。
因みにイネ科といっても田んぼに植えてあるものだけでなく、もっと身近なところに体臭のリスクは存在します。

体臭の原因とされる花粉は草本花粉である可能性が高く、これはイネ科だけでなくキク科やブタクサといった種類があります。
ただ、体臭の時期は梅雨と重なるため花粉が飛ぶ距離はスギと比べるとずっと短いです。
いずれも背が低いため、梅雨の時期と重なり飛散距離は限られてきます。
春の花粉症は非情に広範囲への飛散が想定されるものの、マスクなど直接的な防御がしやすいのに対し体臭は暑さが大敵となります。
体臭に気付いていないのは、自覚症状がないからではなく認知度による認識の差が考えられます。
せめて生活圏にある体臭の原因がどこにあるかくらいは、花粉症対策として行なっておきたいです。
確かに花粉症といえば春というイメージが強く、夏の暑い時期とは結びつきそうもありません。

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