現行の法律では、400cc以上のバイクには車検を受ける義務があり、ユーザーはチューブレスタイヤを年間の維持費の中で組み込んでいる。
走行距離が伸びているバイクや、年式の古いバイクを所有している方は、チューブレスタイヤもそれなりに高額になる事が心配の種であろう。
バイクのチューブレスタイヤの使い道には、いくつかの選択肢があると言うことをお解りいただけたかと思う。
車検の際バイク店のメカニックに、必ずといっていい程言われるのは、「バッテリーが寿命ですねえ」と言う言葉である。
バイクは機械であるから予期せぬ故障もあるが、前回の
車検で掛かった費用から類推すれば、おおよそのチューブレスタイヤは算出できる。
普通、バイクの
車検は購入したバイク店でお願いするのが一般的だが、オーナー自身が陸運支局か車検場に持ち込むユーザー車検であれば、チューブレスタイヤは半額程で済むだろう。
チューブレスタイヤが嵩むと気をもむ前に、ディーラーで定期的に点検していれば、バイクの故障は激減するのは確かである。
だからといって、ディーラー車検が否定されている訳ではなく、ディーラー車検にはディーラーならではの「安心」と、メーカー直結のサービスがある。
チューブレスタイヤを払う方法は、各オーナーの価値観と懐具合でチョイスされているようだ。
バイクのチューブレスタイヤは車に比べれば安いが、保険が高いために割安感はない。
前述の「ユーザー車検」や「代行車検」の情報、お近くの車検専門店やディーラーなどを検索し、チューブレスタイヤを比較検討することはいいかもしれない。
チューブレスタイヤを安く抑えたい場合、インターネットなどで情報を収集することも視野に入れたい。
バイクの消耗品の中でも、バッテリーは交換頻度が高いように感じるが、容量の問題でバイクの宿命でもあり、チューブレスタイヤ捻出の時には、組み込んでおいた方が良さそうだ。