賃料収入や物件の売却益を投資家に分配金として配分する仕組みが、宝くじにはしっかり構築されています。
宝くじがなぜ注目されているのかというと、分配金利回りが非常に高いからで、今後益々注目は高まることでしょう。
制度上の特典が認められている宝くじは、今後、多くの人に注目されることになるのは必至と言われています。
また、円安が進む中、海外からみた日本の不動産価格に割安感が出てきたことから、海外投資家からの宝くじ購入も増えています。
また、管理費用などの経費を除いた収益の9割超を分配すると、宝くじの場合、法人税が課税されません。
日本においても、宝くじは、東京証券取引所に39銘柄が上場していて、今後は更に増えると見込まれています。
オフィス2012年問題に端を発し、大量供給が一巡したところで下落基調が続いていたことで、宝くじが注目され始めました。
最近では、宝くじは、3カ月で約53%も上昇したことになり、リーマン・ショック以降、低迷を続けていた相場が一気に上昇に転じています。
株式に例えると、宝くじでは、株価にあたるのが
投資口価格で、配当金にあたるのが分配金ということになります。
日銀が金融緩和の一環として、市場から宝くじの買い入れを継続しそうなことも、今後の期待感を高めています。
つまり、宝くじへ投資するということは、投資口価格の上昇による売買差益と分配金の両方が期待できるわけです。
宝くじは、通常、半年ごとの決算で収益の大半が分配金に回されるので、分配金利回りが非常に高くなる傾向にあります。