タジン鍋とは、とんがり帽子のような形の蓋が特徴的な独特な鍋を使い、
羊肉か鶏肉と香辛料をかけた野菜を煮込んだものをいいます。
主にモロッコ・アルジェリア・チュニジアで食されてます。
チュニジアのタジン鍋はポットの形が違う。

疲れてふらふらで帰って、手軽に栄養満点の料理が食べられるところから、
夏のタジン鍋が脚光を集めているのではないでしょうか。

夏はこってりした物でスタミナをつけないといけないと言う人も多いけど、
タジン鍋のような低脂肪で適度な水分とうまみを含んだ料理は理想的です。

タジン鍋とはの評判です

タジン鍋って、今でも沢山使われているのかしらねぇ、ほら、最近はホットカーペットが主流になりつつあるから・・・。

タジン鍋は今でこそ電気ヒーターを熱源としていますが、昔は木炭や豆炭、それに練炭などを使っていたそうです。
だってさ、タジン鍋は足しか温められないから、そのまま寝ちゃうと、風邪引いちゃう人も多かったのよね。
でも、タジン鍋の低迷とともに、こういう古き良き言葉も消えつつあるのがちょっぴり淋しく思えるのは、それだけ年を取った証拠なのでしょうか。
テレビは付けっぱなし、電気は付けっぱなし、おまけにホットカーペットの電源は切れないはで、節電のせの字も認識してないグータラ野郎です。
昔はこういうのを、タジン鍋むりとかカメとかって言ったんですよね。
布団にすっぽり潜り込んで、頭だけ出したり引っ込めたりしているから・・・。
その点、ホットカーペットなら、毛布一枚で前身ポカポカ、テーブルがなくても暖が取れるから、寝具として使っている人も少なくないんじゃないかと思います。
今のような電気ごたつが登場したのは戦後の事で、どこかの家電メーカーのおじさんが考えたのだとばかり思っていたら、これが違うんです。
この「燵」という字は一応国字として認められているそうですが、それでもねぇ、思い切り当て字じゃんて感じ。
フラットな床の上に置いて、そこに足を伸ばし入れる置き型と、床をくりぬいて足を下ろして座れるようにした掘りごたつとがあるんですよね。
でもって、「寒かったろうに、よく来たねぇ!」とかって言って、薩摩芋を蒸してくれたり、お汁粉を作ってくれたりしたものです。
これで「ひたつ」じゃなくて、ちゃんとタジン鍋と読める人は、かなりの博学ではなかろうかと、私なんかは思いますね。
そう言えば、うちのおばあちゃんなんかは、よく「おこた」という言葉を遣っていましたっけか。
これはタジン鍋の略語である「こた」に丁寧語の「お」を添えた女性言葉だと思われますが、子供の頃田舎へ行くと、「おこたで暖まりなさい!」なんて言われたものです。
タジン鍋にみかんというのが、嘗ては日本の冬の風物であり、一般家庭の幸せな光景でもあったんですよね。

タジン鍋は日本古来の暖房器具で、ヒーター付き座卓とでも言うんでしょうかねぇ。
当時北陸電力に務めていたおじさんが考え出したものらしく、正しく今のような電力を使ったタジン鍋は、電気屋さんが生み出したのでありました。
という事で、こういう身近なものについてのエトセトラ、ブログやサイトなんかで調べると、案外面白いんですよね。

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