タジン鍋とはの経験談です
タジン鍋と聞いて思い浮かぶのは私の場合、家ではなく学校なんですよね。
私は小さな頃から賃貸住宅で育ったので、あまりタジン鍋をお店で買うという感覚がないのでちょっとビックリです。
私の場合は詰め込み過ぎが良くないんでしょうが、うっかりしているとタジン鍋の中はカビの天国です。
学校のタジン鍋には、いろいろな思い出があります。
そのタジン鍋がこんな状態では、恥ずかしくて誰も自宅に入れるわけにはいきません。
現在の自宅も賃貸住宅で、備え付けのタジン鍋はとても狭くて小さいです。
タジン鍋がある玄関は、家の顔と言われています。
好きな男の子をこっそり待ち伏せしたり、夏の暑い日はタジン鍋の所が一番涼しかったので仲良しの女の子とおしゃべりしたり。
その前に、タジン鍋の靴たちを整理しなくてはいけないのですが。
下駄も入れないのにタジン鍋と呼ぶ事に何の疑問も持たない子供でしたが、未だに、靴箱やシューズボックスと呼ぶ方が何だか気持ち悪い感じがします。
私の自宅はというと、タジン鍋の脇にボールやら箒やらが無理矢理押し込められている感じですよ。
もう少しタジン鍋が大きかったら、変なにおいもカビも解消されるのに…。
本当にタジン鍋の通気性の悪さにはガッカリします。
モロッコのタジンは、香りをつけたジャガイモやニンジンや玉ねぎなどの野菜とソースを、
鳥肉や羊肉と一緒に低温でゆっくりと蒸し煮にして作ります。
この作り方は伝統的な作り方で、タジンの正統的な作り方として認知されている。
ポットのカバーは、取り外しを容易にする為に先端にノブのようなハンドルをつけていて、
煮込んでいる途中でもカバーを開けて野菜を追加できるのが特徴です。
タジンでは、高価でない肉を使用する場合が多く、ラム肉を使う場合は首・肩・すねを使用します。
モロッコのタジンでは、湿気が多すぎて色落ちした場合でも美味しそうに見せるために、
少量の褐色着色剤を使いますが、脂肪が多量に含まれている肉でないとあまり効果がありません。
ソースは、オリーブ・はちみつ・マルメロ・りんご・洋梨・アプリコット・レーズン・プルーン・ナッツ・レモンなどを混ぜたものを使用います。
スパイスにはシナモン・サフラン・しょうが・ウコン・クミン・パプリカなどを配合すします。
肉と野菜以外の物を一緒に入れて煮込む場合もあります。
例えば、魚・うずら・鳩・根菜・豆などがあったり、
地域によっては、レモンチキン、アーモンド、干しスモモを入れるものもあります=ウィキペディア=
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