これがいいタジン鍋なのか、そうでもないのか、
アッと言う間に吹きこぼれ、タジン鍋を加熱していたコンロの火が消えてしまいました。
これは紛れもなく、今巷に押し寄せているタジン鍋ブームの影響によるものでしょう。
そもそも、タジン鍋でごはんが炊けるのかどうかというのが最初の課題。
という事で、結局今回買ったのは電子レンジでも使えるという見た目陶磁器のような耐熱性のタジン鍋。
それこそ、タジン鍋であっても、初めは強火に掛け、沸騰したら弱火に落とすという流れになります。
まあとにかく、タジン鍋でごはんは炊こうと思えば炊けますが、堅めやお焦げの好きな人向けと言ったところでしょうか。
我が家のキッチンには、肝心のタジン鍋がないという基本中の基本の問題点です。
どうやら自動センサーが作動したらしく、しかたがないので、再び火を付け、弱火で5分ほど加熱しました。
タジン鍋を買うところから始まった我が家の炊飯実験、夏休みの自由研究の課題にするのだと、子供たちも興味津々です。
ただ、基本的にごはんは火と鍋があれば炊けるもので、アメリカではフライパンで白米を炊いていることもあると聞いた事があります。
直径25センチ程度で、ファミリータイプとしてはもう少し大きめが欲しかったのですが、それでは電子レンジやオーブンレンジに入りません。
それでは、早速洗ったお米と適量の水を入れて炊いてみましょう。
ならば、タジン鍋でも十分ごはんは炊けるはずだし、土鍋ごはんと同様、案外、いや、とても美味しいごはんが炊けるかも知れません。
因みに、インターネットで買ったのですが、お値段は3,000円ほどでしたよ。
これがいいタジン鍋なのか、そうでもないのか、それともそんなものなのかはよく分かりませんが、まあ一応ごはんは炊けそうです。
まあよくある失敗だそうですが、それ以来、新しい鍋を買っていないのです。
これならきっと・・・!っと思った瞬間、ザーっと大きな音とともに大洪水。タジン鍋で炊飯、即ち、ごはんを炊く事に挑戦する人が増えていると言います。
土鍋ならありますが、それでは本当にタジン鍋で美味しいごはんが炊けるのかどうかという検証にはなりませんから、取り敢えず一先ず断念。
今思えば、タジン鍋自体の性能を考え、この時点で蒸らしに入った方が良かったのかも知れませんね。
ところがところが、先日主人がタジン鍋を作ると言って使った際に、強火で長時間使用したため、見事に割れてしまいました。
最近人気の電子レンジでも、オーブンでも、直火でも使えるスリーウェイタイプのタジン鍋は、その用途から、この位が限界のようです。
モロッコのタジンは、香りをつけたジャガイモやニンジンや玉ねぎなどの野菜とソースを、
鳥肉や羊肉と一緒に低温でゆっくりと蒸し煮にして作ります。
この作り方は伝統的な作り方で、タジンの正統的な作り方として認知されている。
ポットのカバーは、取り外しを容易にする為に先端にノブのようなハンドルをつけていて、
煮込んでいる途中でもカバーを開けて野菜を追加できるのが特徴です。
タジンでは、高価でない肉を使用する場合が多く、ラム肉を使う場合は首・肩・すねを使用します。
モロッコのタジンでは、湿気が多すぎて色落ちした場合でも美味しそうに見せるために、
少量の褐色着色剤を使いますが、脂肪が多量に含まれている肉でないとあまり効果がありません。
ソースは、オリーブ・はちみつ・マルメロ・りんご・洋梨・アプリコット・レーズン・プルーン・ナッツ・レモンなどを混ぜたものを使用います。
スパイスにはシナモン・サフラン・しょうが・ウコン・クミン・パプリカなどを配合すします。
肉と野菜以外の物を一緒に入れて煮込む場合もあります。
例えば、魚・うずら・鳩・根菜・豆などがあったり、
地域によっては、レモンチキン、アーモンド、干しスモモを入れるものもあります=ウィキペディア=
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