今のところ、陶器製のタジン鍋をお使いのご家庭が最も多いようですね。
勿論、素材だけでなく、ピンからキリまでありますから、価格比較も忘れないで下さいね。
そのため、タジン鍋はある程度の深さがある上、あんな背高のっぽの蓋を持って要るんですね。
低カロリーで栄養満点、野菜がたっぷり食べられるところから、これから先、益々若い女性を中心に注目を集めそうですね。
が、しかし、鍋料理としての風情に掛けるというデメリットもあり、今のところ、陶器製のタジン鍋をお使いのご家庭が最も多いようですね。
そのため、タジン鍋は結構嵩張りますから、さほど高価な物ではありませんが、収納を考えると、一家に一つというのが妥当な線でしょう。
まあね、理想は素焼きの土鍋と鉄鍋、それに電子レンジで使えるセラミックをラインナップしておきたいところではあるのですが・・・。
因みに、タジン鍋は元々北アフリカの家庭料理ですから、タジンポットの基本は素焼きの土鍋です。
タジンポットは、その名の通り、鍋とは言え、ポットのように深く蓋も三角屋根のように高く膨らんでいます。
タジン鍋の基本は蒸し料理、沢山の野菜を一度に入れ、そこから出る水分を利用して肉や魚を加熱するというスタイルです。
これは、アフリカの大草原では水が非常に貴重であったところから、生活の知恵として編出された調理法と言えるでしょう。
しかし、電子レンジ対応のタジン鍋は、当然ですが、庫内に入る大きさを基準に作られています。
様々なタジン鍋の商品を比較してくれているブログやサイトもあるようですから、そういうのを参考にされるといいのではないかと思います。
やっぱりテーブルクッキングとしてタジン鍋をするなら、それなりの大きめ土鍋か鉄鍋を持っておきたいところ。
確かに、これもまた理にかなった意見ではありますが、鉄製の鍋は電子レンジで使えません。
従って、タジン鍋は水を使わない無水料理だと言う人も大勢います。
タジン鍋は鍋料理ですから、やはり大勢で囲んでわいわいと食べたいものです。タジン鍋、何それ?っとおっしゃる方もまだまだ多いかとは思いますが、その反面、あ?!っとおっしゃる方も随分増えて来ました。
従って、今流行りのチンして楽チンタジン鍋というのが出来ないのです。
お気に入りのタジンポットを見付けて、美味しいタジン鍋を楽しみましょう。当然現地には、電子レンジクッキングやIHクッキング自体が普及していませんから、セラミック鍋も必要ない訳です。
モロッコのタジンは、香りをつけたジャガイモやニンジンや玉ねぎなどの野菜とソースを、
鳥肉や羊肉と一緒に低温でゆっくりと蒸し煮にして作ります。
この作り方は伝統的な作り方で、タジンの正統的な作り方として認知されている。
ポットのカバーは、取り外しを容易にする為に先端にノブのようなハンドルをつけていて、
煮込んでいる途中でもカバーを開けて野菜を追加できるのが特徴です。
タジンでは、高価でない肉を使用する場合が多く、ラム肉を使う場合は首・肩・すねを使用します。
モロッコのタジンでは、湿気が多すぎて色落ちした場合でも美味しそうに見せるために、
少量の褐色着色剤を使いますが、脂肪が多量に含まれている肉でないとあまり効果がありません。
ソースは、オリーブ・はちみつ・マルメロ・りんご・洋梨・アプリコット・レーズン・プルーン・ナッツ・レモンなどを混ぜたものを使用います。
スパイスにはシナモン・サフラン・しょうが・ウコン・クミン・パプリカなどを配合すします。
肉と野菜以外の物を一緒に入れて煮込む場合もあります。
例えば、魚・うずら・鳩・根菜・豆などがあったり、
地域によっては、レモンチキン、アーモンド、干しスモモを入れるものもあります=ウィキペディア=
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