タジン鍋とは、とんがり帽子のような形の蓋が特徴的な独特な鍋を使い、
羊肉か鶏肉と香辛料をかけた野菜を煮込んだものをいいます。
主にモロッコ・アルジェリア・チュニジアで食されてます。
チュニジアのタジン鍋はポットの形が違う。

疲れてふらふらで帰って、手軽に栄養満点の料理が食べられるところから、
夏のタジン鍋が脚光を集めているのではないでしょうか。

夏はこってりした物でスタミナをつけないといけないと言う人も多いけど、
タジン鍋のような低脂肪で適度な水分とうまみを含んだ料理は理想的です。

従って、今流行りのチンして楽チンタジン鍋というのが出来ないのです。

そのため、タジン鍋はある程度の深さがある上、あんな背高のっぽの蓋を持って要るんですね。
因みに、タジン鍋は元々北アフリカの家庭料理ですから、タジンポットの基本は素焼きの土鍋です。
となると、これからそのタジン鍋用の鍋、「タジンポット」を購入される方も多い事でしょう。
タジンポットは、その名の通り、鍋とは言え、ポットのように深く蓋も三角屋根のように高く膨らんでいます。
そのため、タジン鍋は結構嵩張りますから、さほど高価な物ではありませんが、収納を考えると、一家に一つというのが妥当な線でしょう。
従って、今流行りのチンして楽チンタジン鍋というのが出来ないのです。タジン鍋は鍋料理ですから、やはり大勢で囲んでわいわいと食べたいものです。

タジン鍋の基本は蒸し料理、沢山の野菜を一度に入れ、そこから出る水分を利用して肉や魚を加熱するというスタイルです。
低カロリーで栄養満点、野菜がたっぷり食べられるところから、これから先、益々若い女性を中心に注目を集めそうですね。
従って、タジン鍋は水を使わない無水料理だと言う人も大勢います。
けれど、実際にはやはりある程度の水を入れて直火に掛けないと、土鍋の場合はすぐに割れてしまいます。
これは、アフリカの大草原では水が非常に貴重であったところから、生活の知恵として編出された調理法と言えるでしょう。
当然現地には、電子レンジクッキングやIHクッキング自体が普及していませんから、セラミック鍋も必要ない訳です。
が、しかし、鍋料理としての風情に掛けるというデメリットもあり、今のところ、陶器製のタジン鍋をお使いのご家庭が最も多いようですね。タジン鍋、何それ?っとおっしゃる方もまだまだ多いかとは思いますが、その反面、あ?!っとおっしゃる方も随分増えて来ました。
そこで、完全な無水料理としてのタジン鍋を楽しむには、鉄鍋やセラミック鍋がいいという日とも多いんですね。
そのため、一人二人で楽しむのならいいのですが、家族や友達を集めてというのにはやや不向きです。
様々なタジン鍋の商品を比較してくれているブログやサイトもあるようですから、そういうのを参考にされるといいのではないかと思います。
勿論、素材だけでなく、ピンからキリまでありますから、価格比較も忘れないで下さいね。
お気に入りのタジンポットを見付けて、美味しいタジン鍋を楽しみましょう。

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