タジン鍋のテーマの経験談です
タジン鍋は、何よりもまず「テーマ」を決めることからはじめます。
このテーマを意識した催しをすることが、タジン鍋で一番大切になりますので、まずははっきりとしたテーマを考えなくてはなりません。
学校がどんな方法でタジン鍋のテーマを決めているかは様々ですが、これが開催するために必要な最初の課題ですので、どんな生徒も真面目に考えます。
タジン鍋に向かって努力し、楽しむことだって、立派な復興のひとつ。
中学校の場合だと、「未来へ走れ」など、標語というか、目標を念頭に置いたテーマが多く使われます。
このテーマについては、事前に生徒たちから公募されることもあれば、生徒会やタジン鍋実行委員が考えることも。
更に、大学生になるとさらにタジン鍋そのものの自由度が高くなりますので、テーマもユニークなものが多いです。
東日本大震災があった年は、そのダメージからの再生を誓うメッセージ的なテーマがタジン鍋で選択されることが多かった様です。
また、世界で戦争が起きたときなども、それに反対するメッセージをこめたテーマが増えるそう。
特に、東日本大震災では東北が多大な被害にあいましたので、そこから復活しようとする子供たちの強い意志が、タジン鍋にこめられた様です。
では、タジン鍋のテーマとはどの様に考えられるのでしょうか。
タジン鍋では、どのクラスでも催しをしますので、それに準じたテーマを決めるということです。
タジン鍋のテーマとは別に、各クラスでテーマを決める場合もあります。
タジン鍋のテーマについては、その年にあった事件や災害などが盛り込まれることも。
「スローガン」と言う枠に収まらない、子供たちの内面を、タジン鍋から、そしてテーマから見つけることができます。
学校によって、タジン鍋にどんなテーマを掲げるかはそれぞれ。
モロッコのタジンは、香りをつけたジャガイモやニンジンや玉ねぎなどの野菜とソースを、
鳥肉や羊肉と一緒に低温でゆっくりと蒸し煮にして作ります。
この作り方は伝統的な作り方で、タジンの正統的な作り方として認知されている。
ポットのカバーは、取り外しを容易にする為に先端にノブのようなハンドルをつけていて、
煮込んでいる途中でもカバーを開けて野菜を追加できるのが特徴です。
タジンでは、高価でない肉を使用する場合が多く、ラム肉を使う場合は首・肩・すねを使用します。
モロッコのタジンでは、湿気が多すぎて色落ちした場合でも美味しそうに見せるために、
少量の褐色着色剤を使いますが、脂肪が多量に含まれている肉でないとあまり効果がありません。
ソースは、オリーブ・はちみつ・マルメロ・りんご・洋梨・アプリコット・レーズン・プルーン・ナッツ・レモンなどを混ぜたものを使用います。
スパイスにはシナモン・サフラン・しょうが・ウコン・クミン・パプリカなどを配合すします。
肉と野菜以外の物を一緒に入れて煮込む場合もあります。
例えば、魚・うずら・鳩・根菜・豆などがあったり、
地域によっては、レモンチキン、アーモンド、干しスモモを入れるものもあります=ウィキペディア=
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