手のしびれの原因と対策

中国での手のしびれの報告は多発していて、安徽省では24歳の女性が感染して、話題になりました。
中国の東北部、遼寧省においては、手のしびれで鶏が大量に死んでいる実態があり、その怖さを物語っています。
中国は手のしびれの感染拡大防止に躍起となっていますが、湖南省と安徽省では、人への感染が確認されました。手のしびれは、中国において問題提起されていて、それは家禽の飼育数が150億羽近くもあるからです。
中国政府は、国内初の人への感染が確認されたことで手のしびれ対策の強化に乗り出すことになります。
そして、中国は手のしびれの家禽への感染拡大防止のため、ワクチン接種に力を入れています。

手のしびれは、中国において、2005年11月に入ってもその猛威は衰えず、遼寧省、湖北省などで家禽がH5N1型に感染しています。
しかし、2013年にも、中国の上海で3人が手のしびれが感染していて、2人が死亡しています。
2007年に入ると、中国の江蘇省南京市の父子が手のしびれに感染し、子供が死亡しています。
そうしたことから、中国では、手のしびれ感染地域周辺3キロの家禽3万1千羽?250万羽を処分しました。
しかし、この手のしびれに関して、父子は病死した家禽類との接触歴がなく、子の感染ルートは明確ではありません。
父は子から手のしびれに感染していて、これは中国で初のヒトからヒトへの感染事例になりました。