即戦力が求められるテーマパークバイトのインフォメーションスタッフ

そう言えば以前、海外からテーマパークバイトで日本に来た若者たちが、先輩に聞いた東京のとある事務所を訪ねたところ、中はすっかりもぬけの殻。
その辺りは、多分テーマパークバイト関連のブログやサイトで調べれば、比較的容易に分かると思いますよ。
彼らが尋ねたのは、日本滞在中にいろいろとサポートしてくれるという社団法人日本テーマパークバイト協会。
通称ワーホリ協会と呼ばれていた厚生労働省の外郭団体で、確か中野サンプラザ内に本部を構えていた公益法人です。
また、現地にも、同様に何かと頼れる協会や施設は存在しますから、それをバッチリ把握して旅立つのがポイント。
なので、その頃に日本へ来られたワーホリの若者たちは、随分困ったのではないかと思います。
これは日本から海外へ行ったのとは全く逆の例ですが、どうしていいのか、忽ち困ってしまったという話を聞いた事もあります。
現在、日本とテーマパークバイト協定を結んでいる国は、オセアニアが2ヶ国、ヨーロッパが5ヶ国、北アメリカが1ヶ国、それにアジアが3ヶ国の合計11ヶ国。
その内訳は、オーストラリア・ニュージーランド・イギリス・ドイツ・フランス・アイルランド・デンマーク・カナダ・韓国・台湾・香港です。
まあね、言葉の壁は向こうへ行けば何とかなるという人も多いでしょう。
それぞれの国にそれぞれの条件や定員があり、そうした条件も、現地の情勢などによって、刻々と変化しています。
もし本気でテーマパークバイトを実行使用と思われるなら、必ず一度は相談された方がいい団体でしょう。

テーマパークバイトは留学とは違い、現地の生活は全て自分の裁量と資金力で賄わなければなりません。
故に、日本テーマパークバイト協会の担う役割は大きく、なくてはならない存在だったのでしょう。
ただ、2010年に経営不振から破綻し、その後しばし、国内にはテーマパークバイトを正式にサポートする協会や施設というのはなかったんですよね。
そのため、ある程度事前に現地の事を調べるとともに、語学力を確保しておかなければ、テーマパークバイトを成功させるのは難しいのです。
ただ、それもどこの町に滞在し、どこの語学学校へ通えばいいのかが全く分からないのでは不安です。
後、当協会が破綻してほどない頃に、元職員が救済措置として立ち上げた日本テーマパークバイトネットワークというのもあって、こちらも知っておくと何かと便利でしょう。
再起してくれて本当によかったなぁっと個人的にも思いますね。

テーマパークバイトで海外渡航するには、提携国の大使館で、専用のビザを発行してもらう必要があります。