中国の鳥インフルエンザ問題ブログです
父は子から鳥インフルエンザに感染していて、これは中国で初のヒトからヒトへの感染事例になりました。
また、その年だけで5回も家禽への鳥インフルエンザの感染が起こっていて、非常に危険な状態になりました。
同じ年の10月には、中国のフフホト市、安徽省天長市、湖南省湘潭県において鳥インフルエンザが発生しています。
しかし、この鳥インフルエンザに関して、父子は病死した家禽類との接触歴がなく、子の感染ルートは明確ではありません。
発病すると鳥インフルエンザは、発熱と肺炎の症状を示し、その後、死亡するという経緯を辿ります。
中国の東北部、遼寧省においては、鳥インフルエンザで鶏が大量に死んでいる実態があり、その怖さを物語っています。
そうしたことから、中国では、鳥インフルエンザ感染地域周辺3キロの家禽3万1千羽?250万羽を処分しました。
中国は鳥インフルエンザの感染拡大防止に躍起となっていますが、湖南省と安徽省では、人への感染が確認されました。
中国政府は、国内初の人への感染が確認されたことで鳥インフルエンザ対策の強化に乗り出すことになります。
2007年に入ると、中国の江蘇省南京市の父子が鳥インフルエンザに感染し、子供が死亡しています。
そして、中国は鳥インフルエンザの家禽への感染拡大防止のため、ワクチン接種に力を入れています。
鳥インフルエンザは、中国において、2005年11月に入ってもその猛威は衰えず、遼寧省、湖北省などで家禽がH5N1型に感染しています。
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