人のインフルエンザの原因になるウイルスと鳥インフルエンザの原因になる
ウイルスでは、感染対象となる宿主が異なります。

鳥インフルエンザウイルスは、人に直接感染する能力は低いとされていて、
仮に感染しても人への伝染は起こりにくいとされています。

ただそうはいっても、大量のウイルスとの接触や宿主の体質によっては
鳥インフルエンザは人に感染する可能性があります。そうしたことから、
鳥インフルエンザから、新型インフルエンザが発生する危険性が危ぶまれています

鳥インフルエンザ対策の裏技なんです


そして、鳥インフルエンザが確認されると、発生養鶏場から半径数?数十キロ圏内の他の養鶏場で飼育されている鶏の検査が行われます。
国内の鶏での発生対策が目的であった鳥インフルエンザですが、今後は、人から人へ感染対策を図る必要が出てきました。
家畜伝染病予防法における家畜伝染病に指定されている鳥インフルエンザは、それぞれの分野に分かれて対策が講じられています。
この鳥インフルエンザ対策の発表により、H5N1型に感染した疑いがあれば、強制入院や就業制限が可能となりました。
また、対策として、鳥インフルエンザに未感染であることが確認されるまでの間、鶏生体や鶏卵の移動を自粛します。
また、2008年5月には、鳥インフルエンザ対策として、改正感染症予防法が発表されることになりました。
そのため鳥インフルエンザは、政府あげて対策を図る必要が出てきて、高病原性の検討会が開かれました。
鳥インフルエンザの感染が確認された場合、都道府県知事の権限ですぐに殺処分命令が発せられるようになっています。
鳥インフルエンザは、茨城県内で確認されたウイルスが、中米やメキシコやグアテマラで採取されたものであることが判明しました。
そして、2006年5月、閣議でH5N1型の鳥インフルエンザが指定感染症に定められることになります。
また、野鳥については、鳥インフルエンザについて、環境省が主体となって、対策を講じています。
新型インフルエンザ発生の危機が高まっていることから、鳥インフルエンザは、人での発生を視野に入れる必要が出てきたのです。

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