鳥インフルエンザの型のポイントとは
食品中にウイルスがあっても、鳥インフルエンザの場合、十分に加熱して食べれば感染の心配はありません。
これまで発見された型は、H1H2H3 ×N1N2で、これは鳥インフルエンザとは違い、ヒトには、B型、C型も感染します。
その他、家畜のブタ、ウマ、ミンク、野生のアザラシ、クジラの感染が、鳥インフルエンザ以外で知られています。
鳥インフルエンザには、様々な型があり、ヒトにはヒトインフルエンザというように、鳥類のみが感染するとされてきました。
ブタの体内でウイルスが変異したという仮説があり、鳥インフルエンザと共に、遺伝子 解読による進化系統分析の裏付けが急がれています。
ただ今のところ、高病原性鳥インフルエンザのヒトへの感染例は少なく、鶏肉や鶏卵で人に感染した例はありません。
極めて毒性が強力に変異していることが鳥インフルエンザで見受けられ、様々な型をより詳しく調べる必要が出てきました。
ただし、ヒトインフルエンザウイルスと違い、鳥インフルエンザは、ヒトからヒトへの感染拡大はありません。
農林水産省では、鳥インフルエンザに対して、家きん肉は十分加熱して食べるよう、また、未加熱または加熱不十分で食べないよう指示しています。
ヒトに感染するタイプのウイルスは、鳥インフルエンザと違い、水鳥起源のウイルスがブタに感染することが起こります。
鳥インフルエンザと対比されるヒトインフルエンザにおいては、これまで色々な型が流行を繰り返してきています。
しかし、鳥インフルエンザウイルスの感染が広域化、長期化しているのは事実で、どの型も豚やヒトの体内で突然変異する危険性があります。
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