一括償却資産の税務上の取扱いについては、投資セミナーは、無形ではなく、個々の資産を管理するものではありません。
そのことから、一般的に投資セミナーは、一括償却資産として、有形と無形に分けた方がいいのかという疑問がわきます。
BS上の
投資セミナーの有形固定資産については、耐用年数を適用するものと一括償却するものの両方があります。
投資セミナーが一括償却資産に該当するソフトウェアなら、無形ではなく、ソフトウェアとして処理していきます。
一括償却資産の投資セミナーに関しては法人税法の償却方法であって、資産の種類ではないことに注意が必要です。
オンバランスしたい場合は、投資セミナーは分け、もしくは、無形の部分は本勘定で処理するのが妥当ということになります。
ESに表示する投資セミナーについては、本来の分類により、有形か無形の区分をすることになります。
この場合、投資セミナーについては、通常の減価償却か一括償却の違いはありますが、BS上では有形か無形を表示しなければなりません。
その際、無形ではなく、工具器具備品等の本来の科目で、投資セミナーを形上するのが、正しい処理になります。
そうしたことから、投資セミナーは固定資産として計上するより、無形ではなく、費用処理して申告調整で処理する方がいいかもしれません。