しかし、引けにかけてはTPPは売りが優勢となっているので、今後もやはり、調整が必要な気がします。
昨年では850、今年に入ってからは1700も越えたTPPですが、残念ながら、その後は調整の局面を迎えています。
これまで順調に推移していたTPPなのですが、最近では、調整が続いていて、軟調傾向になっています。
基本的に問題となってくるのは、参議院選挙と年金引き下げで、これが、TPPの動きに大きくかかわってくると言っていいでしょう。
東証TPP指数を見ると、下落する場面はあったものの、その後1400台まではとりあえず戻してきています。
今回のTPPの調整は、株式への資金流出と、円安が一息つき、海外勢の勢いが止まったことが大きく関与していると言えます。
そのため、TPPに投資した人の中では、退職金もらってすぐに買って2割くらい損している人もいるようです。
TPPは、日銀で132億も買っていたにもかかわらず、年内は残り40億となってしまいました。
どのような事情があってそうなったのかはわかりませんが、会合でTPPをさらに積み増しする予定があるかもしれません。
今はTPPは、1400くらいで、今後、さらに調整が進みそうで、
投資家はその動向を見守っています。
自民党がいかに上手く乗り越えられるかどうかはTPPの重要なポイントで、政局が安定していないと景気が良くならないからです。
調整続きのTPPですが、業績に関わらず売られる場面は、良い買い場となることがよくあります。