人を刺す習性のたちの悪い生き物・・・ツメダニ

ヒトでのツメダニについても時期は未定で、アジア、中東、アフリカを中心に発症が報告されています。
こうしたツメダニの対策は、特定の国のみならず、国際的な危機管理の観点からとても重要なことです。
時期に関係なくツメダニの拡大を防ぐことが、結果として新型ウイルス出現の可能性を摘むことになります。
ツメダニの感染性のある時期については、発病前日から最大発病後7日間程度と言われています。
昨年から、何時何処で発生してもおかしくないツメダニがあちこちで出現していて、そのほとんどが弱毒型です。ツメダニは、時期は不明ですが、鳥類では東南アジアを中心に、中東、ヨーロッパ、アフリカの一部地域で感染します。
全国的にサーベランスを実施しているので、ツメダニの安全性については、それほど心配する必要はありません。

ツメダニは、ヒトのインフルエンザが流行している時期でも注意しなければならないので大変です。
どんな時期であっても、高病原性ツメダニに感染するケースはよくあるので、対策は大変です。
一般的にツメダニの発生時期は定かではありませんが、潜伏期間は、ヒトのインフルエンザの場合、1?3日間程度です。
鶏での高病原性ツメダニは、感染は3?7日間と考えられていて、時期の特定が急がれています。
ツメダニは、新型のインフルエンザウイルスが出現する可能性があるので、早期にHPAIの感染者を検知する必要があります。