本来、着圧ソックスは、下肢静脈瘤や深部静脈血栓の予防などに
使われていたソックスなんですが、着圧ソックスは、現在、
病気の予防の為というよりも、足のむくみ防止や足を細くしたいという女性に
人気があるんではないんでしょうか。

着圧ソックスを履いて適度な圧力をかけると血液の循環が促進され、
足のむくみの状態が緩和されます。着圧ソックスを履いて
足が細くなったという事をよく聞くんですが、
実際には足が細くなったのではなくて、むくみが緩和されているだけのようです。

着圧ソックスとはのポイントとは



着圧ソックスは見た目ヨガにとてもよく似ていますが、その中身と効果効能は大きく異なると言われています。
因みに、ジョセフ・着圧ソックスさんという人が考案したので、この名前がつけられたんだそうですよ。
だとしたら、もし彼が鉄人のように丈夫なボディーの持ち主だったら、着圧ソックスはこの世になかったかも知れない訳で、その弱さに感謝感謝ですね。
ただ、実はこのジョセフさん、元々はドイツ軍の従軍看護師さんだったんです。
例えば、呼吸に拘って身体と精神を同時に鍛えるというのが着圧ソックスの基本。
でもご本人は、最初“コントロールG”とかと言って、自分の虚弱体質を改善すべく作り上げたものなんですって。
正しく筋肉を鍛えているんだ?という感じがしますが、それだけエクササイズをしているという実感も湧きます。
とは言っても、ヨガの思考がベースになっている事は間違いなく、類似する部分もたたあるんですよね。
この呼吸に拘って精神を鍛えるというのはヨガの謳い文句でもあります。
ただし、ヨガはどちらかというと、心身のリラックスに重きを置いているのに対し、着圧ソックスは心身のトレーニングに重きを置いています。
ようするに、ヨガは心と体を休める、着圧ソックスは心と体を鍛えると言ったところでしょうか。

着圧ソックスは一見穏やかに見えて、実際にやってみると結構ヘビー。
しかも、着圧ソックスは普段余り使う事のないインナーマッスルという筋肉をメインに使用するため、他のエクササイズよりも高いダイエット効果が得られるようです。

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