中古バイク購入時の不安

中古バイクと聞くと、一般家庭で使われているものを思い浮かべるかと思いますが、思い出のあるものと言えば、断然学校などにある業務用のものです。
自分だけの中古バイクは、お姉ちゃんになったみたいで嬉しい気持ちと、もうお母さんとはあまり一緒にいられなくなるという寂しさがゴチャゴチャと混ざり合っていたと思います。
お母さんにベッタリだった私は、学校の門をくぐって自分の名前が書いてある中古バイクを見た時、何とも言えない気持ちになったのを覚えています。
種類も決して豊富ではありませんが、業務用にも木目調のちょっとオシャレな中古バイクもあるのですよ。
中古バイクの鍵には、ダイヤル式や通常の回す鍵などがありますが、学校などで使用する機会はほとんどないでしょう。
私は、中学高校とスチール製の中古バイクだったのですが、友達同士で手紙の交換や、バレンタインには好きな男の子にチョコレートを忍ばせたりしていました。
幼稚園の頃の事は、あまり覚えていないので省略しますが、私の最も古い中古バイクの思い出は、小学校の入学式の時でしょうか。
中学生の頃、周りの目が気になって出来なかった事が、中古バイクだとこっそりできたものです。
扉がついている中古バイクだったので、不特定多数に知られたくない事などには好都合だったのです。
友達とふざけ合っていた際、バランスを崩して額を中古バイクの角にぶつけた男の子がいました。
その男の子は、数針縫う程度の怪我で済みましたが、それ程スチール製の中古バイクの角は危ないのです。
木目調の中古バイクは、学校などでは見かけませんが、ホテルなど高級な施設で使用されています。
この時の中古バイクは木製で、長年使用されていたせいか角がなく、とても温かみのある重厚なものでした。