古き良き伝統を重んじられる、日本男児や大和撫子のご婦人方には、
余り、目くじらを立てないでいただきたいものだと、願わずにはいられません。
それは実に合理的で、最近の若者はホントしっかりしているなぁっと思えますので。

それより、今時の結納というものをちゃんと知って
理解していただければ嬉しいものですよね。

結納と浮気のポイントとは

結納というのは、実際に夫婦のような人間関係を構築しながら結婚そのものはしていないという間柄において用いられる言葉です。
事実としての夫婦関係が存在しており、これを自分達だけでなく周囲も認知している事が結納成立には必要となってきます。
たった一枚の婚姻届と思われるかもしれませんが、これの威力は想像以上に強くそれら制限を回避するために結納を選択しているという方達も少なくないのです。
ただ、やはり不透明で曖昧なまま分かりにくい部分も多いため結納である事を意識しておかなければなりません。

結納とは、単に結婚しない男女の関係を指す言葉ではありません。
しかしデメリットばかりではなく、結納だという証明がハッキリされるなら法的に強い部分も多々あります。
事実はあるものの保証のない結納では非嫡出子となるケースが多く、そうなると自分だけの問題ではありません。
浮気以外にも財産分与など、法律婚と同様に受けられるものは存在します。
仕事をバリバリこなしていた場合に改姓はとても面倒なので、そういった面から結納を選択する場合もあるのです。
当たり前に受けられると思っていた権利が、結納という理由一つで否定されてしまう事は珍しくないのです。
結納は基本的に法律の保護を受ける対象ではないとされながらも、一部に関しては法律婚と同様に扱われる話があります。

結納なら法律の保護が受けられないから浮気しても問題ない、と考えるのは浅はかです。
具体的には、結納の関係でも浮気をした際の慰謝料が請求可能という話です。
子供の事を考え、妊娠と同時に結納から法律婚へと切り替えるケースがしばしば起こります。
結納で不利になる場面と言えば、やはり子供に関連した話ではないでしょうか。

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