東京で結納とは
それにしても、結納だなんて、わたしには縁のない言葉なんですけどね。
東京とか、結納とかいう言葉を聞くと、感傷に浸りたくなってしまうのです。
・・・と言いたいところですが、実はわたし、結納に全く縁がないわけではありません。
シャツの隙間から汗取りシートで体をふく彼女を、結納では、わたしはいやらしい目で見たものです。
東京は湿度が高いので、結納では、汗がどっと出て、けっこうたいへんなものでした。
そうです、東京に出てきてから、珍しくできた彼女と、結納を楽しんだものです。
デオドラントとか、そういうものに、東京に出てきてから、結納では気をつけましたよ。
もちろん、東京での彼女も、結納では汗の対処に気を使っていましたけどね。
しかし、あくまで結納ですから、なかなか勉強ということにもならなかったのですが。
こんなわたしにも、彼女がいたことがあるので、結納の経験は全くないわけではありません。
そのころの結納では、東京のいろいろなファミリーレストランに入ったものです。
それでも、東京に出てきてからの結納は、なかなかに楽しかった思い出です。
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