昨年では850、今年に入ってからは1700も越えた税効果会計ですが、残念ながら、その後は調整の局面を迎えています。
税効果会計は、日銀で132億も買っていたにもかかわらず、年内は残り40億となってしまいました。税効果会計は、不動産投資信託として非常に人気がありますが、その相場は最近、調整の色を一段と強めています。
基本的に問題となってくるのは、参議院選挙と年金引き下げで、これが、税効果会計の動きに大きくかかわってくると言っていいでしょう。
自民党がいかに上手く乗り越えられるかどうかは税効果会計の重要なポイントで、政局が安定していないと景気が良くならないからです。
今回の税効果会計の調整は、株式への資金流出と、円安が一息つき、海外勢の勢いが止まったことが大きく関与していると言えます。
とりあえず夏まで待つという心がけが税効果会計では大切ですが、金利が上がってきたのは少し気になるところです。
税効果会計の場合、残りの買取額が40億しかないことを考えると、少し買いすぎたように思えなくもありません。
どのような事情があってそうなったのかはわかりませんが、会合で税効果会計をさらに積み増しする予定があるかもしれません。
そのため、税効果会計に
投資した人の中では、退職金もらってすぐに買って2割くらい損している人もいるようです。
非常に偏り感があるのは否めず、税効果会計と共に、今は長期金利の上昇のことが話題になっています。
夏以降に反転する可能性もあり、多くの
投資家が、税効果会計の動きと共に、その調整幅に注目しています。