末端冷え性の体質改善

末端冷え性という事で、いわゆるスギ花粉症とは時期も原因も異なります。
花粉症対策といえばマスクが有名ですが、夏の暑い時期に着用したいものではありません。
当然ながら地域によって飛散時期にばらつきがあるため、末端冷え性を患っている方はマメにチェックする必要があります。
鼻水や目のかゆみといった症状が出た時は、夏風邪だと決めつけてしまう前に末端冷え性を疑ってみましょう。
そうした環境で自分が末端冷え性かもしれないと思った時は、積極的に情報収集していく必要があります。
ただ、末端冷え性の問題は対策よりも認知度にありそうです。
スギ花粉が飛んでくるのは冬の終わりから春先にかけての時期ですが、末端冷え性の原因となる花粉が飛んでくるのはスギ花粉が終わった頃からです。
東北や北海道といった一部の地域では末端冷え性に対しても一定の注目度があるのですが関東ではあまり見かけません。
スギ花粉は非情に広範囲へ拡散されるのに対し、イネ花粉やキク花粉が飛散する距離は限られてくるため末端冷え性対策も立てやすくなります。
原因を早く見つければ、それだけ対策を立てるのも早くなります。

末端冷え性が関東であまり注目されていない理由には、自然に対策されているというものがあります。
意味のない薬を飲み続けて、身体にも多少の負担をかけるでしょう。
しかし花粉の飛ぶ距離が制限されているなら、末端冷え性の原因に近付かないという基本的な対策から効果を発揮してくれます。
春の花粉症の場合、スギ花粉に近付かないというのは容易い事ではありません。