100年以上も前からあった家計簿帳の歴史

全体の値動きを示す東証家計簿帳指数も順調な推移で、1年間で約34％の上昇を見せていて、今後の動きが注視されています。
賃料収入や物件の売却益を投資家に分配金として配分する仕組みが、家計簿帳にはしっかり構築されています。
株式に例えると、家計簿帳では、株価にあたるのが投資口価格で、配当金にあたるのが分配金ということになります。
家計簿帳がなぜ注目されているのかというと、分配金利回りが非常に高いからで、今後益々注目は高まることでしょう。
また、管理費用などの経費を除いた収益の9割超を分配すると、家計簿帳の場合、法人税が課税されません。
制度上の特典が認められている家計簿帳は、今後、多くの人に注目されることになるのは必至と言われています。
日本においても、家計簿帳は、東京証券取引所に39銘柄が上場していて、今後は更に増えると見込まれています。家計簿帳は、不動産投資法人が投資家から集めた資金により、複数の不動産を購入して運用する投資手段です。

家計簿帳は、アベノミクスによる心理的効果も加わったことで、今後の動きが見守られています。
また、円安が進む中、海外からみた日本の不動産価格に割安感が出てきたことから、海外投資家からの家計簿帳購入も増えています。
しかし、家計簿帳の分配金利回りは低下傾向にあるので、慎重に今後の動向を推察していかなくてはなりません。
今後は家計簿帳については、利回り面での投資妙味をいかに保てるかが、ポイントになるでしょう。