高齢者や障害者のためのピラティス

皆さんもよくご存じの通り、ヨガはいかなる場合も腹式呼吸が基本ですよね。
それに対し、ピラティスは意外と知られていないのですが、実は胸式呼吸と言って、肋骨を目一杯広げるような間隔で空気を送り込むんです。
どんなに怠くてもすぐに動かなければならないとか、のんびりはしていられないという時には、ピラティスの方がお勧めとなります。
だから、いざピラティスで胸式呼吸とか、ヨガで腹式呼吸とかを強制されると、案外苦労するものだったりなんかするんです。
というのも、胸式呼吸によって刺激された副交感神経は、脳の働きを活発にさせる作用を発揮するんですね。
その時、思い切り背筋を伸ばす事で呼吸を整えるとともに姿勢を整えられるので、肩こりや腰痛が改善されるのです。

ピラティスの基本である胸式呼吸は、鼻から吸って口から吐くもので、これはヨガの腹式呼吸も同じですよね。
そのため、本当に心身をリラックスさせたい時には、ピラティスを必死に頑張るよりも、のんびりとヨガを楽しんだ方がいいのです。
というより、私たちは普段、適当に腹式呼吸と胸式呼吸を混合状態で使って、謂わば適当に息をしている部分が否めないんですよね。
どんなエクササイズでも言われるのは、鼻から大きく息を吸って、口からサッと吐きましょうという事でしょう。
そこで、ピラティスをある程度やると、頭がスッキリと冴え、パワーが漲って来るとよく言われるのであります。
またピラティスには、骨盤の底筋を意識して深く息をするブリージングという呼吸法も重要になります。
という事で、皆さんも関連のブログやサイトを参考に、ピラティスの胸式呼吸にチャレンジしてみられてはいかがでしょうか。