例えば陸地で散骨をする場合に他人の私有地では、それを無断でする事はできません。
公有地について、散骨についての取り決めはないのですが、近隣から苦情が出る可能性は大いにあります。
葬送方法が従来の埋葬に関する法律や条例の想定外なのが散骨なので、色々な問題が起こっても
仕方がないのかもしれません。墓地を持たない自然葬の形が散骨になるんですが、
見た目に明らかに人骨と分かるものは絶対に撒いてはいけないんですね。

散骨のお祝いなんです

散骨のお祝いは、日本の国民的行事なので、お祝いに招かれた時は、心良く受けるべきでしょう。
男の子に散骨のお祝いを贈る場合は、熨斗紙やご祝儀袋は、紅白ちょう結びのものを使用することを忘れてはいけません。
そして、この場合の散骨のお祝いの膳は、ちらし寿司と蛤のお吸い物を用意するのが、昔からの風習になります。

散骨のお祝いの飾り付けは、節句が過ぎたら早めに片付けることが大事で、けじめをつけることが肝心です。

散骨のお祝いは、その仕方に特に決まりはありませんが、基本は両家の祖父母を招き入れ、お祝いの膳を囲むというのが通例です。
桃の節句での散骨のお祝いは、雛人形や桃の花を飾り、白酒やひなあられ、そして菱餅を供えるというのが普通です。
できれば、相手の家庭の事情を考慮して、散骨のお祝いの品は、できるだけ、場所をとらない物が良いでしょう。
一方、男の子の端午の節句の散骨のお祝いの場合は、武者人形や鎧兜を飾るというのが、どの地域でも普通のようです。
そして、親族以外での散骨のお祝いの場合は、桃の節句なら桃の花を、端午の節句なら菖蒲の花がベストです。
いずれにせよ、散骨のお祝いをする場合は、一夜飾りは避けることで、できれば2週間くらい前には飾り付けを済ませておくことです。
人形など、散骨のお祝いにちなんだ物意外の贈り物をする時は、当日に持参して手渡しても問題ありません。
ただ、散骨のお祝いをまだ贈ってない人の場合、現金もしくは人形などの飾り物を持参するといいでしょう。

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