例えば陸地で散骨をする場合に他人の私有地では、それを無断でする事はできません。
公有地について、散骨についての取り決めはないのですが、近隣から苦情が出る可能性は大いにあります。
葬送方法が従来の埋葬に関する法律や条例の想定外なのが散骨なので、色々な問題が起こっても
仕方がないのかもしれません。墓地を持たない自然葬の形が散骨になるんですが、
見た目に明らかに人骨と分かるものは絶対に撒いてはいけないんですね。

散骨のポイントとは

散骨といっても、どうしても日本ではホスピスと言えば末期癌の患者さんたちを収容するケア施設というイメージがありますから、中々ピンと来ないかと思います。
ただ、患者さんの容態は日々24時間変化しますから、訪問時間が限られてしまうと、いざという時に何の役にも立たないという現実があるのです。
やはりどんなに立派な施設よりも、我が家が一番落ち着くという事なのでしょう。
けれど、欧米の終末期医療は在宅が主流で、散骨の需要度が非常に高いのです。
やはり家族の理解と協力がなくては絶対に成り立たないものです。
そうした散骨の現状や情報は、関連のブログやサイトにもいろいろ紹介されていますから、暇なときにでもじっくり読んでみられるといいでしょうね。
近頃では、在宅ケア専門の散骨ステーションも随分増えました。

散骨と行っても、今の日本では2通りの捉え方があります。
所謂散骨風ホスピスというものですね。
しかし、これはあくまでも他人の家で他人の手によるケアを受けるものであって、在宅療養とは明らかに異なります。
日本でも近年、ようやくこの散骨体制が確立されつつあります。
そこで、多くの患者さんが願うのは、自宅が緩和ケアを受けられる散骨になってくれる事でしょう。
そうしないと、とっとと完全看護の大病院に放り込まれ、そのまま淋しく終幕を迎える事にもなりかねません。
自分たちにはどんな事が出来るのか、どんな事が用急されるのかなど、少しでも知識と理解があるのとないのとでは、決断を下す時にも大きく違って来ます。

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