例えば陸地で散骨をする場合に他人の私有地では、それを無断でする事はできません。
公有地について、散骨についての取り決めはないのですが、近隣から苦情が出る可能性は大いにあります。
葬送方法が従来の埋葬に関する法律や条例の想定外なのが散骨なので、色々な問題が起こっても
仕方がないのかもしれません。墓地を持たない自然葬の形が散骨になるんですが、
見た目に明らかに人骨と分かるものは絶対に撒いてはいけないんですね。

散骨と家族の想いのポイントなんです


散骨では、そうした遺族の心のケアもしっかりと施してくれます。
そのため、辛い抗がん剤治療などに耐えながら一般病棟で死を迎えるよりも、散骨で落ち着いて人生の最後を迎えたいと思われる方も大勢いらっしゃいます。
実際のところ、残り時間が少ない事を分かっているのにも関わらず化学療法や放射線治療に苦しんでいる姿を見るのは、家族も辛いものでしょう。
一緒に食事や寝泊まりの出来る設備も整っている上、面会に関する時間や年齢の規制も殆どありません。

散骨は人生の最後の時を自分らしく生きる場所で、決して死を待つ場所ではありません。
その時に支えてくれるのが散骨のスタッフたちですから、これは家族にとっては本当に力強く、有り難いものですよね。
そういう意味では、大抵の患者さんは、ご自分の意志で散骨に入る事を希望されるそうですから、案外家族より冷静なのかも知れないと感心させられますね。
ただ、散骨に移る事で必ずしも寿命が縮まるのかというと、決してそうではありませんから、それが家族にとっては大きな救いになる事でしょう。
例えば、もう本当の末期症状で、患者さん自身に判断能力がなかったり、子供の場合は特にそうです。
散骨への転院は、家族というより、親の意志による選択という事になってしまいますから、辛いものもある訳です。
今後散骨への転院を希望されている方も、まだ全く無縁だという方も、そういう話を一度読んでみられると、きっと何かしら人生観が変わるのではないかと思いますね。
そうした緩和ケアを受けた家族たちの体験団なども、関連のブログやサイトには沢山掲載されています。

散骨での緩和ケアは、患者さん本人だけでなく、家族にとっても大切なものだという話を聞いた事があります。

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