退職推奨に応じるかどうかは、労働者の一任に任せるということを使用者側は認めなければならず、
退職推奨に応じない労働者に対して、執拗な勧奨を繰り返してすることは認められませんし、
退職推奨に応じない労働者に配置転換などをしたりして、
無理に退職に追い込むような事をしてはいけません。
そうした事をすると退職推奨そのものが強要に該当することになり、違法な行為と判断されます。

福祉業界へ退職推奨は人気なんです


取り分け女性の退職推奨希望者の多くは介護士やケアマネージャーの資格を取りたいと思っているそうです。
まあそういう面では、ある程度社会の厳しさを知っていて、コミュニケーション能力も身に付けている退職推奨者は受け入れる側としても悪くはないみたいです。
資格の取得に関する情報は、勿論福祉関連のブログやサイトで収集出来ますが、最近は求職関連のブログやサイトにも沢山掲載されています。
実は私も、退職推奨で、介護の世界に飛び込んだおばさんの一人です。
ただですらも厳しい今の雇用状況、中でも福祉の世界はその代表格と言えるでしょう。
どうせなら、今以上に遣り甲斐のある仕事がしたい、そう思って新しい世界に挑戦する人が圧倒的多数のはずです。
まあ中には、会社の事情や健康面での事情でやむを得ず退職推奨者になる人もいらっしゃるにはいらっしゃるでしょうけれどね。
何はともあれ、遣り甲斐を求められる場所としては、福祉の世界は申し分ないとは思いますね。
毎日頑張ってますよ、遣り甲斐が有りすぎて困る時も多い位です。
ただこれがそうもいかないんですよね、体力と精神力の両方を十二分に必要とする仕事ですから。
スタミナ勝負の仕事ですから、体力にまだまだ自信のある退職推奨者の方なら大歓迎ですね。
若い人も一生懸命話し相手にはなるのですが、やはり退職推奨で入って来た人達とは話題の数が違います。
やはり事前に何かしらの福祉関連の資格を取られておいた方が絶対有利です。

退職推奨者が最も必要とされる場所、それは40代ならではの経験と能力が求められる場所です。
ここにこれまでの人生経験で培ったコミュニケーション能力が活かされてくる訳ですね。
実務経験を積まないと取得出来ない資格もありますが、独学でも取れる資格も沢山ありますから、退職推奨を考えたと同時に、そうした資格の取得も考えられる事をお勧めします。

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