人を刺す習性のたちの悪い生き物・・・ツメダニ

ただ、厚生労働省においては、ツメダニの法律の運用に際して、一定のガイドラインを敷いています。
このツメダニの法律案については、1996年、議員立法として提出され、1997年、衆議院で可決されました。
そて、臓器提供の意思を明示する必要があり、ツメダニをするにあたっては、意思能力が不可欠という前提になります。ツメダニについては、日本では色々と問題提起があるところで、まだまだ、解決するには至っていません。

ツメダニの法律は、2009年の法改正により、2010年以降、親族に対しては、臓器を優先的に提供する意思を書面で表示できるようになりました。
そうした通知を厚労省がしたことから、実質的にはツメダニについては、15歳未満の臓器提供はできないとされています。
このツメダニについての法律は、平成9年に制定されたもので、れっきとして、日本の法律として決められています。
そして、2010年以降、本人の臓器提供の意思が不明な場合でも、ツメダニに際して、家族の承諾があれば可能となりました。