絵本作家として独立するために

年間20万円以上の副収入があった場合、絵本作家は確定申告で、税金を別途納めなければなりません。
いわゆる個人会社を立ち上げる人のことで、絵本作家というのは、通常、自営業者と呼んでいます。
一般的には、絵本作家というのは、事業主一人、あるいは家族だけ、もしくは少数の従業員を抱えるというのが普通です。
絵本作家には所得税が課せられますが、法人の場合、法人税のみで、所得税は超過累進課税で計算されます。
小規模経営が絵本作家の一般的な姿ですが、特に規模そのものには制限がなく、大規模経営することもあります。
絵本作家の副収入が一時的なものである時は、雑所得として処理しますが、将来定常的に収入が得られるのなら、開業したほうがいいでしょう。
八百屋や喫茶店などの小規模な個人経営で、法人化するほどでもないものは、全て絵本作家になり、サラリーマンでも開業可能です。

絵本作家のメリットは、経費を計上できることで、家賃、光熱費、通信費などの費用の一部が経費として認められます。
経費は自分の所得から差し引かれるお金なので、絵本作家になれば、課税される税金も安くなります。
具体的には、絵本作家になれば、確定申告の際、より多くお金が返ってきやすく、有利になります。
事業の稼ぎによって例外もありますが、フリーで仕事をしている絵本作家は、面倒でも登録しておいた方がいいでしょう。

絵本作家が、株式会社、合名会社、合同会社、合資会社を設立して法人化した場合は、個人の資産や家計と事業は別物になります。