絵本作家の給与のポイントとは
帳簿上で、絵本作家は借入金の返済などを記載する必要があり、帳簿上での給与は、売り上げから仕入れと経費を引いたものになります。
絵本作家の場合、基本的に青色申告になるので、55万円の控除が受けられるようになっています。
必要な都度、絵本作家は給与をもらって良いのですが、帳簿上においては、毎月きちんと定額処理するほうがいいでしょう。絵本作家には、実質、給与というものは存在せず、残ったお金、つまり、売り上げから仕入れと経費を引いたものが給与になります。
ただ、専従者給料などを引いて、残ったお金には税金はかかるので、絵本作家は十分注意しなければなりません。
つまり、儲けや入ってくるお金全てが絵本作家の給与になるわけで、その中から、業務に使う経費と私的な出費をわけます。
定期的な生活費の給与として処理した方が、絵本作家の場合は、よいということになります。
いわば、絵本作家にとっては、基本的には入ってくるすべてのお金が、給与と言ってもいいかもしれません。
法人では、社長も給与制になりますが、絵本作家に関しては、給与という制度がありません。
そのため、事業分から絵本作家がお金をもらったとしても、それは給与ではなく、単に生活費分をもらったことになります。
絵本作家には本来、給与という概念がないので、もらえるならいくらもらっても構わないということです。
絵本作家は、給与所得控除がなくなるのではなく、事業から給与を取っても経費にはならないということになります。
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